v2.2 リリースノート
AI チャットアシスタント「BotShader AI」と Discord Components V2 ビルダーを追加した大型アップデートです。ほかにも新機能の電卓と通貨換算、全 7 種のフォーム項目に対応したモーダル送信、配列型変数と乱数ノード、再起動後も動作する永続コンポーネントなどを盛り込みました。

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公開日: 2026年6月10日BotShade を v2.2 に更新いたしました。v2.2 は、BotShader AI チャットと Components V2 ビルダーを中心とする大型アップデートです。新モジュールの電卓・通貨換算、配列・乱数変数、永続コンポーネント、モーダル送信など、多数の機能を盛り込みました。
お気づきの点がございましたら サポート よりお気軽にご報告ください。
本記事の目次:
- ハイライト
- BotShader AI チャット
- Components V2 ビルダー
- 配列変数と乱数
- 新モジュール:電卓・通貨換算
- その他の新機能と改善
- 修正された不具合
- 互換性について
- サポート・コミュニティ
ハイライト
- ダッシュボードで AI チャットアシスタント 「BotShader AI」 を公開しました。
- カスタムコマンドのメッセージ送信に Discord Components V2 ビルダー を追加しました。コンテナやセクションを使って、メッセージを自由にレイアウトできます。
- 複数の値をまとめて扱える 配列 (リスト) 型変数 と、乱数 (数値の生成・候補からの抽選) ノードを追加しました。
- メッセージのボタン・選択メニューを 永続化 できるようにしました。Bot を再起動した後も操作し続けられます。
- 汎用電卓
/calcと通貨換算/currencyの 2 つの新コマンド (モジュール) を追加しました。 - ユーザーに入力フォームを表示する モーダル送信 (sendModal) を Components V2 に対応させました。テキストに加えて、選択メニュー・ラジオ・ユーザー / ロール / チャンネル選択など全 7 種のフォーム項目を使えます。
- BotShader AI を ドロワー にして、トップバー・サイドバー・モバイル下部バーから開けるようにしました。コマンドエディタには、編集中の構成を読んで助言する AI サイドバー を追加しました。
- ダッシュボードに Bot のお気に入り 機能を追加しました。
- ボタン・選択メニューの操作情報 (押した人 / チャンネル / サーバー / 選択値など) を変数として参照できるようになりました。
- コマンドエディタに ミニマップ と 表示設定 (ミニマップ・ノード説明の表示切替) を追加しました。
- ナビゲーションの既定を サイドバーレイアウト に変更し、Bot セレクター での切り替えを整理しました (上部バーのレイアウトも選択できます)。
- コマンド名を変更した際に旧名のコマンドが残って重複する不具合を修正しました。
- 日本語などを含む変数名が正しく解釈されない不具合や、発言の画像化 (make-it-quote) で絵文字が表示されない不具合など、複数の不具合を修正しました。
- サイドバーの文字・アイコンを拡大し、視認性を向上しました。
BotShader AI チャット

ダッシュボードで、BotShade の使い方を対話形式で手伝う AI アシスタント 「BotShader AI」 を公開しました。Bot の構築方法や機能の使い方など、知りたいことをそのまま質問すれば回答が返ってきます。
入力エリアの操作性も継続的に改善しています。長文を入力したときの高さ調整やスクロール、メニューまわりを整理し、より快適にご利用いただけるようにしました。
ダッシュボードのどこからでも呼び出し
BotShader AI を ドロワー にして、画面のトップバー・サイドバー・モバイルの下部バーから開けるようにしました。ダッシュボードのどの画面からでも利用できます。開いている Bot の情報を文脈として引き継ぐほか、会話履歴の確認や「全画面」表示にも対応しています。
コマンドエディタの助言 AI
カスタムコマンドエディタのサイドバーに、編集中のコマンド構成を読み取って助言する AI を追加しました。回答に含まれるノードへの参照をクリックすると、キャンバス上で該当ノードがハイライトされます。回答がどのノードを指しているのか、ひと目で分かります。
Components V2 ビルダー

カスタムコマンドの 「メッセージを送信」 に、Discord の最新メッセージ形式 Components V2 に対応したビルダーを追加しました。従来の本文 + Embed に加え、コンポーネントを自由に組み合わせた高度なレイアウトのメッセージを作成できます。
自由なレイアウト構築
コンテナ / セクション / テキスト / 区切り線 / ギャラリー / ファイル / ボタン / 選択メニュー を組み合わせて、メッセージのレイアウトを構築できます。編集中の仕上がりはライブプレビューで確認でき、配置できる場所や上限といった構造のルールも自動でチェックされます。
V1 / V2 の切り替え
メッセージ形式は、従来の 通常 (本文 + Embed) と Components V2 から選べます。V2 では本文・Embed を使えない (排他) ため、形式を切り替えるときは内容への影響を明示してご案内します。
ボタン・選択メニューの永続化
メッセージ送信のボタン・選択メニューを 「永続化」 に設定すると、Bot を再起動した後もそのまま操作し続けられる ようになりました。あわせて、操作できるユーザー の範囲と セッションの有効期限 (秒) も指定できます。常設パネルやロール付与ボタンなど、長く使い続けるメッセージにご活用ください。
モーダル送信(sendModal)

ユーザーに 入力フォーム (モーダル) を表示して値を受け取る sendModal を、Components V2 に対応させました。テキスト入力 (短文 / 長文) に加えて、選択メニュー・ラジオ・ユーザー / ロール / メンション可能 / チャンネル選択 の全 7 種の項目を組み合わせられます。各項目には必須・プレースホルダー・初期値を設定できます。モーダルは、コマンドの実行直後のほか、ボタンからも起動できます。入力された値は、そのまま変数として後続の処理で利用できます。
配列変数と乱数
カスタムコマンドに、複数の値をまとめて扱える 配列 (リスト) 型の変数 と、乱数 を生成するノードを追加しました。ノードパレットには新しいカテゴリ 「変数」 を設け、変数・配列・乱数の操作ノードをまとめています。
配列型変数
要素の型を指定して 配列変数 を作成し、追加・取り出し・指定位置の更新・挿入・削除・全消去 の操作ノードで扱えます。各操作の入力値は配列の要素型をもとに自動でチェックされるので、型の取り違えを防げます。
乱数ノード
- 乱数 (randomNumber): 指定した最小値〜最大値の範囲でランダムな数値を生成します (整数 / 小数を選択できます)。
- 抽選 (randomChoice): 配列などの候補からランダムに 1 つ、または複数を抽選します (重複なしでの抽選も指定できます)。
新モジュール:電卓・通貨換算
Bot に追加して使える新しいモジュールを 2 つ公開しました。いずれもダッシュボードの モジュール設定 から有効化・カスタマイズできます。
電卓(/calc)
四則演算に加えて、三角関数や対数などの 科学関数・定数 に対応した汎用電卓コマンド /calc を追加しました。スラッシュコマンドのほか、メッセージ内の数式の自動検出 (検出方法は複数から選択) や リアクションでの計算 も設定できます。それぞれ用途に合わせて有効化できます。
通貨換算(/currency)
/currency 金額 変換元 変換先 で 為替レートによる通貨換算 ができるコマンドを追加しました。主要通貨を含む多数の通貨に対応し、通貨コードは入力時に補完されます。結果に付く 「🔁 反転」ボタン を押すと、変換元と変換先をワンタップで入れ替えて再計算できます。
その他の新機能と改善
ボタン・選択メニューの操作コンテキストを変数化
ボタンが押されたとき、または選択メニューが操作されたときの情報を、後続の処理で 変数として参照 できるようになりました。
- ボタン: 押した人・チャンネル・サーバー、ボタンのラベル / スタイル / 無効状態
- 選択メニュー: 選択された値、操作した人・チャンネル・サーバー
各ボタン / 選択メニューの設定で「変数名」を指定すると、{変数名.user} のように後続ノードで利用できます。{変数名} とだけ書いた場合は、選択された値やボタンの操作結果といった代表値が入ります。
コマンドエディタの強化
カスタムコマンドエディタに、全体を見渡せる ミニマップ (画面右下) を追加しました。あわせて エディタ設定 を拡張し、ミニマップとノードの説明文について、それぞれ表示 / 非表示を切り替えられるようにしました。
ナビゲーションの整理と Bot セレクター
ナビゲーションのレイアウトを見直し、既定を サイドバーレイアウト に変更しました (従来の上部バーのレイアウトも引き続き選択できます)。Bot セレクター では、同じプロジェクト内の Bot を検索して素早く切り替えられます。切り替えても、開いているモジュールの画面はそのまま維持されます。
giveaway(プレゼント企画)コマンドの整理
giveaway 関連のコマンドを create / reroll / end / edit の 4 つに整理・統合 しました。これまで個別に分かれていた一覧・詳細・編集・削除の操作は、edit から開く Components V2 の管理画面でまとめて行えます。/backup info の操作画面も Components V2 に統一し、分かりやすくしました。
Bot のお気に入り
ダッシュボードの Bot 一覧で、よく使う Bot を お気に入り に登録できるようになりました。お気に入りにした Bot は一覧上部の専用セクションにまとめて表示されるため、多数の Bot を運用していてもすばやくアクセスできます。
カスタムコマンド一覧の操作を整理
カスタムコマンドのカードを クリックするだけで編集画面を開ける ようになりました。コピー・共有・削除の操作は、三点リーダー (…) メニューにまとめています。「共有」を選ぶと、そのコマンドへのリンクがクリップボードにコピーされます。
変数・データ型の表示整理
変数エディタとストレージの一覧には、自分で作成したカスタム変数・カスタムデータ型のみ を表示するようにしました。組み込みの変数や型は補完・検証のために内部で保持し、編集対象からは外しています。一覧が見やすくなり、組み込みの定義を誤って触ってしまうこともなくなります。
変数式でのキー参照(角括弧アクセス)
オブジェクト (入れ子の値を持つ変数) から、角括弧でキーを指定して値を取り出せる ようになりました。{変数}["キー"] のように直接キーを書けるほか、{変数}[{キー変数}] のように 別の変数をキーにする動的な参照 や、配列の添字と組み合わせた 多段のアクセス にも対応します。存在しないキーを指定した場合は空文字として扱われます。
サイドバーの視認性向上
サイドバーの文字とアイコンのサイズを見直し、視認性を向上しました。
修正された不具合
コマンド名変更時の重複を修正
カスタムコマンドの コマンド名を変更した際に、古い名前のコマンドが残ってしまい重複する 不具合を修正しました。名前の変更が正しく反映され、コマンドが重複しなくなりました。
変数名の多言語対応
{お金} のように 日本語・中国語・韓国語などの文字を含む変数名 が正しく解釈されるようになりました。これまで、こうした変数名は値に置き換えられず文字列のまま残ってしまう場合がありました。
メッセージ画像の絵文字表示を改善
発言を画像化する機能 (make-it-quote) で、絵文字が表示されず四角 (□) になってしまう不具合 を修正しました。Discord 標準の絵文字が正しく描画されるようになっています。
ログ表示の翻訳を改善
ダッシュボードのログ表示で、一部のログが 実際の処理と異なる文言で表示される 不具合を修正しました (例: バックアップの読み込みが設定関連の文言で表示される)。ログがより正確な内容で表示されるようになりました。
その他の修正
giveaway をはじめとする一部機能で、報酬額が正しく付与されない問題などを修正し、安定性を改善しました。
互換性について
これまでご利用いただいていた Bot やフロー定義は、v2.2 でもそのまま動作いたします。giveaway コマンドの整理に伴う設定の変更も自動で引き継がれるため、お客様側での移行作業は不要です。
サポート・コミュニティ
ご質問・不具合のご報告・機能のご要望は、以下のいずれかからお気軽にお寄せください。
- サポートページ — お問い合わせフォーム
- status.botshade.com — サービスの稼働状況
今後とも BotShade をどうぞよろしくお願い申し上げます。