v2.3.2 リリースノート
Bot の全機能を対象に品質を強化したアップデートです。サポートチケットを閉じると再び開けなくなる不具合や、ミニゲームのボタン連打で通貨が二重に獲得される不具合など、報告いただいていた多数の不具合を一斉に修正しました。あわせて、welcome / verification / role_panel / log の Embed 編集を「フル編集」へ格上げし、設定パネル全体の見た目と操作の作りも揃えています。

|
|
公開日: 2026年6月28日BotShade を v2.3.2 に更新いたしました。今回は、Bot の各機能で報告されていた不具合の一斉修正と、設定パネルの編集機能の拡充・操作の統一を中心とした品質強化のアップデートです。
お気づきの点がございましたら サポート よりお気軽にご報告ください。
本記事の目次:
- ハイライト
- 修正された不具合
- 同時操作・連打への耐性強化
- /embed パネルを刷新
- 設定パネルの編集機能を拡充
- 設定 UI の整合性向上
- ウィザードのプレビューを刷新
- 表示・文言の整合
- その他の調整
- 互換性について
- サポート・コミュニティ
ハイライト
- サポートチケットを閉じたあと、同じユーザーが再びチケットを開けなくなる不具合を修正しました。
- ミニゲーム (mines / blackjack / hilo) のボタン連打で、通貨が二重に獲得される不具合を修正しました。
/embedパネルを全画面構成に刷新し、削除操作で発生していた不具合を解消しました。- welcome / verification / role_panel / join_leave_log の Embed 編集を「フル編集」(色・作成者・フッター・画像・フィールド) へ格上げしました。
- 設定パネル全体で見出し・操作・選択 UI の作りを統一し、設定の変更が同じパネル内で完結するようになりました。
修正された不具合
チケットを閉じると再び開けなくなる不具合を修正
サポートチケットを「閉じる」運用 (チャンネル名だけを closed-... に変えて残す方式) にしているサーバーで、一度閉じたチケットが内部のカウントでは「オープン中」のまま残り続けていました。そのため、同時オープン上限がデフォルト (1 件) の構成では、同じユーザーが二度とチケットを開けない状態でした。この不具合を修正しました。あわせて、別の設定 (config) に紐づくチケットまで合算してしまう挙動も解消しています。
protection のロックダウン解除の挙動を是正
protection でロックダウンを解除すると、もともとサーバー側で発言を制限していたチャンネルにまで解除が及び、意図しないチャンネルの権限まで初期化されていました。この不具合を修正しました。
今後は、ロックダウンで実際に切り替えたチャンネルだけを記録し、解除するときはそのチャンネルだけを元に戻します。Bot を再起動した後も、正しい範囲で復元されます。
/level の「退出時クリア」が動かないことがある不具合を修正
/level で「メンバーが退出したら XP・レベルをクリアする」設定を有効にしているサーバーで、特定の条件のもとでは、実際には削除されていないのに「クリア完了」のメッセージだけが表示されていました。この不具合を修正しました。退出・Kick されたメンバーの XP・レベルが残り、再参加すると以前の進捗が復活してしまう状態も解消しています。
ミニゲームの連打で通貨が二重に獲得される不具合を修正
mines / blackjack / hilo のミニゲームで、Discord のボタンが反映される前に連打すると、同じゲームの清算が複数回実行され、通貨が二重・三重に加算されていました。この不具合を修正しました。mines の cashout、blackjack の stand、hilo の cashout、hilo で負けた直後の cashout のすべての経路に、二重清算を防ぐガードを追加しています。
/work で短時間に二重で給料を受け取れる不具合を修正
/work を連続で実行すると、本来のクールダウンを跨いで給料が二重に支払われることがありました。この不具合を修正しました。再起動を挟んだ場合や、ほぼ同時にコマンドが実行された場合でも、支払いは正しく 1 回分だけになります。
早期完済すると次回借入が即「滞納」状態になる不具合を修正
/economy の借入で、最低保有期間より前に完済すると内部の期日情報が残り、次に借りた瞬間に「滞納」状態になっていました。この不具合を修正しました。これに伴い、/work での借金の強制徴収や、repay 時の信用度の減算を不当に受けていた状態も解消しています。
/poll end を作成者以外が実行できる不具合を修正
進行中の投票を、作成者以外のユーザーでも /poll end で強制終了できていました。この不具合を修正しました。終了するとそのまま結果の表示と削除まで進み、削除した投票は復旧できませんでした。そこで、コンテキストメニュー版や /poll edit と同じく、実行できるのは「作成者またはサーバー管理者」だけという基準に統一しています。
AutoResponder の画像・サムネが反映されない不具合を修正
AutoResponder の Embed 編集で、画像・サムネを設定しても、無言で反映されていませんでした。この不具合を修正しました。原因は、設定する処理と表示する処理が別の項目を参照していたことです。過去に設定済みの画像・サムネも自動的に読み込み直され、表示されるようになります。
DM 送信失敗で kick / ban / timeout が中止される不具合を修正
kick / ban / timeout には、本体の処理の前に対象メンバーへ DM を送る経路があります。この DM の送信に失敗すると、後続の本体の処理まで中止されていました。この不具合を修正しました。DM は「送れたら送る」という補助的な通知なので、送信に失敗しても本体の処罰は妨げられないようになっています。
個別の不具合修正
/verificationで認証パネルを送信するとき、特定の設定状態でクラッシュしていた挙動を修正しました。/economyの銀行利子の計算で、特定の設定値のときに残高・預入・引出が恒常的にクラッシュしていた挙動を修正しました。/protectionの Anti-Scam で、コマンドの選択肢に項目がなかったため、ホワイトリスト・ブラックリストにそもそも登録できなかった状態を修正しました。/protectionの Mass Mention で「無効」(上限 0) を選んでも反映されない不具合を修正しました。選択肢に「無効 (0)」を追加し、状態表示も「無効」と出るようにしています。- ミニゲームの結果をチャンネルに投稿する経路で、実際に投稿する前に「実行しました」と応答してしまい、送信の失敗が伝わらなかった挙動を修正しました。完了表示は、投稿に成功したあとにだけ出るようになっています。
minesでbombsに盤面の上限を超える値を設定するとクラッシュしていた挙動を修正しました。all-inを含むすべての分岐で、事前に値を検証するようにしています。- ミニゲームで
amount="all"(all-in) を指定すると、サーバー管理者が設定した最大ベット額をすり抜けて全額を賭けられてしまう不具合を修正しました。 /ai respondで、Bot へのメンションだけで本文が空のメッセージにもチャンネルのクールダウンが先に消費され、直後の正当なメッセージに応答できなくなる不具合を修正しました。- Make it a Quote で、画像の生成中に削除されたメッセージに対して、画像が遅れて復活してしまう挙動を修正しました。
protectionの Anti-Raid / Anti-Nuke の閾値判定で、設定値ちょうどでは発動せず、設定値より 1 多くなって初めて発動していたずれを修正しました。- サポートチケットの「閉じる」「閉鎖方式の変更」の確認ダイアログから処理を進めると、特定の状況でクラッシュしていた不具合を修正しました。
- 参加・退出・Kick・Ban のログが二重に送信される不具合を修正しました。古い経路と新しい経路の両方から送信されていたため、新しい経路に一本化しています。
同時操作・連打への耐性強化
複数のメンバーが同時に同じ操作をしたとき、結果の一部が失われたり、上限を超えて作成されたりすることがありました。この挙動を、Bot のほぼ全機能で一斉に解消しました。対象は、投票の集計、抽選の終了処理、レベリングの XP 加算、銀行利子の書き込み、Embed・リマインダー・ロールパネルの作成上限、チケットの同時オープン上限、カスタムコマンドのクールダウンなどです。
ボタンを連打した場合や、ほぼ同時に操作が実行された場合でも、期待どおりの結果が安定して返るようになりました。
/embed パネルを刷新
/embed パネルを全画面構成に作り直しました。フィールドの編集・削除や Embed の削除確認を含め、すべての操作が同じ画面の中で完結します。削除操作で発生していたクラッシュも解消しています。
フィールドの編集モーダルでは、既存の値が遅れて反映されることがありました。こちらも、その場ですぐに反映されるよう作り直しています。
/poll create のウィザード起動に対応
/giveaway create と同じく、/poll create も引数を省略して送ると、設定パネル (ウィザード) が開くようになりました。指定済みの値は、あらかじめ入力された状態で表示されます。必要な項目がすべて揃っていれば、従来どおりそのまま作成まで進みます。
設定パネルの編集機能を拡充
これまでは、Embed を編集できる範囲が機能ごとに大きく異なっていました。/embed 単体ではフル編集できる一方、welcome / verification / role_panel / join_leave_log ではタイトルと本文程度しか編集できませんでした。今回、これらの設定パネルでも色・作成者・フッター・画像・フィールドまでフル編集できるよう、共有のエディタを導入しました。
- welcome:参加メッセージの Embed をフル編集に対応しました。
- verification:「ボタンラベル」と「認証メッセージ」を 2 つのセクションに分け、認証メッセージは共有エディタでフル編集できるようにしました。
- role_panel:パネル本体の Embed をフル編集に対応し、公開パネルにも作成者・フッター・画像・フィールドが反映されるようになりました。説明文に選択ロールの一覧を自動で追記する動作はそのまま維持しています。
- join_leave_log:イベントごとの Embed 設定 (参加 / 退出 / Kick / Ban / Timeout) をフル編集に対応しました。
それぞれの設定パネルのフッターには、「ドキュメント」リンクボタンも追加しています。
設定 UI の整合性向上
Bot 内の設定パネル全体で、見出し・操作・選択 UI の作りを統一し直しました。
ai_respond/protection/responder/join_leave_logの各設定行を、現在値と編集ボタンを同じ 1 行に並べる形に統一しました。- 設定を変更したときに別メッセージで結果を返していた経路 (
role_panelのロール追加・削除、backupの状態反映) を廃止し、同じパネル内で自動的に反映されるようにしました。これまで「🔄 更新を押してください」と手動での操作を促していた案内もなくしています。 role_panelの「パネル同期」を「公開パネルへ反映」(📤) に、backupの「データを更新(上書き)」を「現在の状態で上書き保存」(💾) に改名しました。一般的な「更新」と意味を区別しやすくするためです。- いくつかの設定で、モーダルで選ばせていた排他的な選択肢を、パネル上で完結する選択メニューに統一しました。対象は
ai_respondのトリガー条件、verificationの認証タイプ、responderの許可・拒否モード、ticketの閉鎖方式です。 - 成功・エラー・処理中・キャンセル・警告など、意味ごとの色をパネル全体で統一しました。
giveaway/role_panel/welcomeに残っていた古いプラン名の表記を、現在の名称に書き換えました。
ウィザードのプレビューを刷新
/poll / /giveaway / /reminder の作成ウィザードでは、これまで上段のプレビューがテキストの要約だけでした。これを、実際に送信されるメッセージ (Embed) をそのまま再現するプレビューに統一しました。設定値を変えるとすぐにプレビューへ反映されるので、完成時の見た目を作成画面で確認できます。
表示・文言の整合
UI の説明と実際の動作が食い違っていた箇所を、実際の動作に合わせて直しました。
/level leaderboardの見出しを、固定の「(上位 10 件)」表記から、実際に取得した件数に合わせた表示に変えました。/reminderの添付 URL の説明を、実際の上限に合わせて整理しました。/moderation purgeのlimitの説明を「検索件数(一致分を消去)」と明記しました。/backupのmemberオプションの説明を、実態どおり「数のみ記録(復元はできません)」に修正しました。/backupの復元処理で、これまで取りこぼしていた「認証レベル」と「閲覧注意フィルター」を復元対象に追加しました。/ai usageのプラン表記を、/aboutと同じ「BotShade Free / Plus / Pro / Max」に統一しました。welcomeの Embed タイトルで使う変数のプレースホルダーを{Guild.name}に修正しました。これまでの表記のまま入力すると、変数が解決されないことがありました。
その他の調整
/ticketの同時オープン上限のデフォルト値を 5 から 1 に変更しました。既存の設定はそのまま維持されます。- 通貨換算で、JPY など小数点以下のない通貨に小数を入力すると、表示金額と換算金額が一致しないことがありました。この挙動を修正しました。
/giveawayで、参加条件のある抽選のメンバー解決に失敗したときは、「念のため拒否」する動作に修正しました。条件を確認できないメンバーが当選候補に残ることはなくなります。welcomeで本文・Embed・ボタンがすべて空のまま送信されると、参加のたびにエラーになっていました。このエラーが起きないようにしました。verificationの設定ボタン (タイプ・ロール・チャンネル・ラベル・Embed) を、機能を有効にする前でも編集できるように戻しました。「設定してから有効化する」という自然な順序で操作できます。Make it a Quoteのボタンが、時間が経っても押せたままになることがありました。5 分経つと自動的に押せなくなるよう修正しました。
互換性について
これまでご利用いただいていた Bot やフロー定義は、v2.3.2 でもそのまま動作いたします。お客様側での移行作業や設定変更は不要です。
サポート・コミュニティ
ご質問・不具合のご報告・機能のご要望は、以下のいずれかからお気軽にお寄せください。
- サポートページ — お問い合わせフォーム
- status.botshade.com — サービスの稼働状況
今後とも BotShade をどうぞよろしくお願い申し上げます。