v2.4.0 リリースノート
Bot ごとに API キーなどを安全に管理できる「Bot 環境変数」、カスタムコマンドから外部 Web API を呼び出せる「apiReq」ノードを追加しました。ログイン・登録画面の統合や、Bot の起動・停止まわりの刷新も行っています。近日提供予定の有料プランに含まれる Bot ステータス / Activity 設定機能も先行してご紹介いたします。あわせて、ベータ期間中の暫定的なプラン付与を終了し、全てのお客様を「BotShade Free」プランへ設定させていただきました。

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公開日: 2026年7月7日本日 7 月 7 日、七夕。夜空の願いは届いたでしょうか。
BotShade を v2.4.0 に更新いたしました。本リリースの中心は、API キーなどの「秘密の願い」を Bot に安全に託せる Bot 環境変数 です。ほかにも、カスタムコマンドから外部の Web サービスを呼び出せる新ノード、ログイン画面の刷新、/nuke の不具合修正など、Bot 運営の幅を広げる更新をご用意しました。
お気づきの点がございましたら サポート よりお気軽にご報告ください。
本記事の目次は次のとおりです。
- ハイライト
- Bot 環境変数
- カスタムコマンドから外部 Web API を呼び出せる apiReq ノード
- ログイン・登録画面を統合
- Bot の起動・停止・再起動まわりを刷新
- 近日提供予定 — Bot ステータス / Activity 設定
- ベータ期間中の暫定プラン付与を終了
- 修正された不具合
- 互換性について
- サポート・コミュニティ
ハイライト
- Bot 環境変数 — Bot ごとに API キーやトークンなどの機密情報を安全に保管できるようになりました。保管した値は、カスタムコマンドから
{env.NAME}の記法で参照できます。 - apiReq ノード — カスタムコマンドから外部の Web API を呼び出すノードを追加しました。天気・翻訳・ゲームの戦績など、外部サービスと連携する Bot が作れます。
- ログイン・登録画面を統合 — これまで別々だった
/loginと/registerを/authに統合し、画面を行き来せずにログインや登録を済ませられるようになりました。読み込み中の表示も、実際の進行状況に合わせて更新されます。 - Bot の起動・停止・再起動まわりを刷新 — ステータス表示や再起動の仕組みを、より安定した新しいものに切り替えました。ステータスが「取得中」のまま動かなくなる不具合の修正も含みます。
- 近日提供予定 — Bot ステータス / Activity 設定 — Discord 上での Bot の「オンライン状態」や「〜をプレイ中」などの表示を、ダッシュボードから設定できる機能を追加しました。近日提供予定の有料プランに含まれる機能として、順次ご利用いただけるようになります。
- ベータ期間中の暫定プラン付与を終了 — ベータ期間中は暫定措置として、すべてのお客様に有料プラン相当の機能をご提供してきました。本リリースをもってこの措置を終了し、全てのお客様を「BotShade Free」プランへ設定 させていただきました。
/nukeを使用したときに、チャンネルの並び順(位置)が失われてしまう不具合を修正しました。
Bot 環境変数
Bot ごとに API キー・パスワード・URL などの機密情報を安全に保管し、カスタムコマンドの定義から参照できる新機能を追加しました。環境変数は Bot 詳細ページ → 環境変数 から追加・編集・削除できます。
- 保管した値そのものは、ダッシュボード上に 平文で再表示されません。編集では新しい値での上書きだけを受け付けます。いわゆる secrets(機密値)としての扱いです。
- カスタムコマンドの定義や送信メッセージの中では、
{env.NAME}の記法で環境変数を参照できます(NAMEは登録した変数名)。 - 予約名の
{env.BOT_TOKEN}は、その Bot 自身のトークンを参照します。カスタムコマンドから、その Bot 自身として追加の Discord API 操作を行いたい場合にご利用ください。 - 環境変数は、次にご紹介する
apiReqノードの URL・ヘッダー・ボディからも参照できます。API キーをコマンド定義に直接書かずに、外部サービスと連携できます。
想定される使い方
- 天気予報 API のキーを環境変数として保管し、コマンドから今日の天気を返す
- 翻訳 API のキーを保管し、
/translate相当のカスタムコマンドを組み立てる - Bot 独自の Web ダッシュボードや監視サービスの認証トークンを保管し、
apiReqノードから通知を送る
カスタムコマンドから外部 Web API を呼び出せる apiReq ノード
カスタムコマンドのビルダーに、外部の Web API を呼び出す apiReq ノードを追加しました。これまでのコマンドは Bot の内側だけで完結していましたが、今後は外部のサービスへリクエストを送れます。GET / POST などのリクエストを組み立て、返ってきた JSON をコマンドの後続の処理に渡せます。
- URL / メソッド / ヘッダー / ボディは、これまでのノードと同じ流れで指定できます。それぞれの入力欄には、Bot 環境変数(
{env.NAME})や、コマンドの入力・変数を差し込めます。 - レスポンスの JSON からは、後続のノードでフィールドを指定して値を取り出せます。取り出した値はメッセージや Embed の中に埋め込めるので、たとえば「天気 API を呼び出して → 気温を Embed に表示 → 傘のアイコンをつける」といった複合コマンドが作れます。
- 外部への通信は、安定性の観点から BotShade 側のネットワーク経路を経由します(ユーザー側で特別な設定をする必要はありません)。応答が長時間返らない場合は、自動的に打ち切って安全に処理を終了します。
外部サービスと組み合わせることで、カスタムコマンドでできることが大きく広がります。
ログイン・登録画面を統合
これまでのダッシュボードは、/login(ログイン)と /register(新規登録)の 2 つの画面を行き来する構成でした。今回、両者を /auth の単一画面に統合しました。織姫と彦星が会えるのは年に一度ですが、ログインと新規登録には今日からいつでも同じ場所でお会いいただけます。
- ログインと新規登録を、画面を移動せずに切り替えられます。パスキーとソーシャルログインのどちらも、同じ画面から選べます。
- ログイン処理中のプログレス(進捗)表示を、実際の進行状況に合わせて更新するようにしました。「認証中…」の表示が長時間止まって見える違和感を解消しています。
既存のリンク(/login / /register)にも引き続きアクセスでき、自動的に /auth へ移動します。
Bot の起動・停止・再起動まわりを刷新
ダッシュボードから Bot を起動・停止・再起動するときの表示と動作を、より安定した新しい基盤に切り替えました。
- 本番環境で、Bot のステータス表示が「取得中」のまま動かなくなることがありました。この不具合を速やかに修正しました。
- Bot の状態表示に、現在の状態がより早く正確に反映されるようになりました。
- 起動・停止・再起動のリクエストに時間がかかっているときの表示を改善し、進行状況が分かりやすくなりました。
- 再起動でエラーが発生した場合に、原因ごとに分けた案内が表示されるようになりました。
近日提供予定 — Bot ステータス / Activity 設定
Discord 上での Bot の見え方を、ダッシュボードから設定できる新機能を追加しました。設定できるのは、オンライン状態(オンライン / 退席中 / 取り込み中 / オフライン)と、名前の下に表示される アクティビティ(「〜をプレイ中」「〜を視聴中」「〜を配信中」「〜を聴取中」「カスタム表示」)です。
- 5 種類のアクティビティ表示に対応し、それぞれのテキストを自由に設定できます。
- アクティビティのテキストには、サーバー名などの変数(
{Guild.name}など)を差し込めます。サーバーごとに異なる情報を表示できます。 - 設定の変更は、Bot を再起動しなくても反映されます。
本機能は、近日提供予定の有料プランに含まれる機能 として、順次ご利用いただけるようになります。有料プランのご提供開始時期については、改めてお知らせいたします。
ベータ期間中の暫定プラン付与を終了
これまで ベータ期間中の暫定措置 として、すべてのお客様に有料プラン相当の機能を無料でお試しいただけるよう設定しておりました。本リリース (v2.4.0) をもって、この 暫定的なプラン付与を終了 し、全てのお客様を「BotShade Free」プランへ設定 させていただきました。
- お客様が作成された Bot 設定、コマンド、応答テンプレートなどのデータは、引き続きそのまま保持されます。
- 有料プラン相当の機能をご利用いただいていた場合、本リリース以降は Free プランでご利用可能な範囲でのご提供となります。
- 有料プランのご提供開始時期については、改めてお知らせいたします。
ベータ期間中に BotShade をご愛用いただき、貴重なフィードバックをお寄せいただいたすべてのお客様に、心より感謝申し上げます。
修正された不具合
/nuke 使用時にチャンネル位置が失われる不具合を修正
/nuke(チャンネル内の削除+再作成)を実行すると、元のチャンネルの並び順が保持されず、チャンネルがリスト末尾に移動してしまうことがありました。この不具合を修正し、再作成したチャンネルは元と同じ位置に戻るようになりました。
ダッシュボード側の細かな調整
- Bot 環境変数を追加・削除した直後に、コマンド定義側の変数セレクター(選択候補)が更新されない場合がありました。この動作を修正し、追加した環境変数をすぐにコマンド編集で参照できるようになりました。
- 一部ボタンの待機中スピナーが背景と同化して見えにくかったため、配色を調整しました。
互換性について
これまでご利用いただいていた Bot やカスタムコマンドの定義は、v2.4.0 でもそのまま動作いたします。お客様側での移行作業や設定変更は不要です。
{env.NAME} の記法・{env.BOT_TOKEN} の予約名・apiReq ノードは v2.4.0 で新しく利用可能になった機能で、既存の定義には影響しません。
サポート・コミュニティ
ご質問・不具合のご報告・機能のご要望は、以下のいずれかからお気軽にお寄せください。
- サポートページ — お問い合わせフォーム
- status.botshade.com — サービスの稼働状況
短冊の願いは叶いましたでしょうか。七夕は年に一度ですが、BotShade は今日も明日も、皆さまのサーバーで動き続けます。今後とも BotShade をどうぞよろしくお願い申し上げます。